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大矢 一人 教授
Kazuto Ohya


■所属学科:文化総合学科
■オフィスアワー: 金曜日3講時

専門分野

日本教育史、教師教育

研究テーマ

被占領下の地域における教育改革史研究、小規模私立大学における教師教育

自己紹介

 1961(昭和36)年11月10日に東京都に生まれ、浪人生活を経て広島大学へ。助手を終えて、岡山県津山市にある作陽短期大学に赴任し、3年後の平成5年4月に藤女子大学にきました。北海道札幌は、在住した4つめの都市ですが、もう25年近く住んでいることになります。住みよいところだと感じています。 

 専門は日本教育史研究(被占領下の教育改革史研究)です。とくに各地域における教育改革実態を、アメリカ側文書も使用して、アメリカと日本の交渉?折衝?違いなどに注目して研究をすすめています。また藤女子大学に来てからは、教職課程に担当している関係で、教師教育関係にも目配りしているつもりです。さらに近年、科学研究費をもらって、明治期の就学状況に関する共同研究を行っており、いくつかの論文などを発表しました。

 文化総合学科に所属してはいますが、中等教育の本学全体の授業を担当しています。教師になるために、大学においてさまざまな活動を行ってほしいと思います。それは単に学問をするというのではなく、サークル活動でも、アルバイトでもかまいません。自分が精いっぱいやったという充実感をもって、教師になっていってほしいのです。もちろん、教職の授業には必ず出てもらわなくてはいけませんが…。

講義?演習

介護等体験(3年、集中)

 中学校免許必修の学外での実習です。事前指導などを行います。学生にとっては大変な実習ですが、それだけに自分をみつめる良い機会になっているようです。

教師論(1年、前期)

 教職授業の一番はじめのもので、教職の意義や教師の実際などを学びます。教職に就くために最低限のことを理解してほしいと願っています。

教育方法論(3年、前期)

 教育方法を、教育者?学習者との関係、教育内容との関係、教育環境との関係で学びます。「わかる授業とは何か」「教師は何を援助すればよいのか」を考えます。

道徳教育(3年、後期)

 学校教育のカリキュラムを構成する一つの領域です。「日本においてはなぜ道徳教育が十分になされないのか」「学校?家庭?社会における道徳教育のあり方」「学校における道徳教育の方法」などについて学びます。

教育実習IA(3年、後期)

 4年生で実際に教壇に立つ「教育実習」のための事前指導です。実習の概要を把握し、先輩の授業をビデオ視聴し、学習指導要領の書き方を学びます。

教育実習IB(4年、前期)

 ⅠAに引き続く授業で、「教育実習」のための事前?事後指導です。実習日誌の書き方など最終的な準備をして教育実習にのぞみます。実習後には、反省を通じて教職の意識をさらに高めます。

教育実践演習

教職課程の総仕上げとして、4年間で学んだことを振り返ります。特に教育実習II?IIIの実践のふりかえり、教師として必要なことをさらに磨きます。学生の発表を中心に授業を組み立てます。

主な業績

主な業績

『就学告諭と近代教育の形成─就学勧奨と学校創設』(共著、「第一部 第三章 就学告諭にみる「立身?出世」」を執筆、東京大学出版、2016年2月)
 
「北海道の就学告諭」(『藤女子大学文学部紀要』第53号、2016年2月)
  
『北海道史事典』(共著、「占領と道民」を執筆、北海道出版企画センター、2016年6月)
  
「「総合的な学習の時間」に関する教員の認識」(『人間生活学研究』第24号、2017年3月)
  
「「総合的な学習の時間」に関する学生の認識」(『藤女子大学QOL研究所紀要』第12号、2017年3月)

「アクティブ?ラーニング時代の「教育原理」の授業構築」(『人間生活学研究』第25号、2018年3月)

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